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研究員 北村の論文が「Current Psychology」に掲載されました。

【研究の概要】

我々は幼い頃から姿勢を良くすよう周囲に促されて育ちますが、実際に特別なトレーニングや方略の学習もないまま習慣づいた姿勢コントロールが、どれだけ対人場面で効果的に働いているかについては十分に検証がなされていません。また顔による印象形成は極めて短時間になされることが知られていますが、同じく身体情報である姿勢をもとにした印象成立の時間的側面の検討は不十分でした。

そこで本課題は参加者に思い思いに取ってもらった様々なアングルの「良い」「悪い」姿勢写真を用い、そこからの印象評価と印象成立の時間的側面を検討しました。

実験の結果、参加者それぞれの「良い」姿勢は特に魅力や信頼感の印象改善に有効であり、また姿勢をもとにした印象形成は100 msecで十分に成立することが明らかになりました。

これらの結果は、対人場面での姿勢のマネージメントが短時間で効果的に印象改善に寄与することを示唆するものです。

 

【論文情報】

Kitamura, M., & Watanabe, K. (2021). Managed postures modulate social impressions after limited and unlimited time exposure. Current Psychology, 1-11.

*本文はこちらからご覧になれます。

https://link.springer.com/article/10.1007/s12144-021-01716-5?wt_mc=Internal.Event.1.S[…]utm_content=AA_en_06082018&ArticleAuthorOnlineFirst_20210422