研究員 波多野の論文がJouronal of Experimental Psychology: General誌に掲載され、高知工科大学、株式会社イデアラボよりプレスリリースされました。
【本研究のポイント】
- 人は自分がどれだけある行動を「楽しめそう」か、「退屈そうか」を予想して未来の行動を選択する。
- これまでの研究では、「何もせずに過ごすこと」は、「楽しくない」「苦痛を伴う」と評価され、何もしない状況を避けるために電気ショックのような不快な刺激まで求めてしまう傾向が報告されてきた。
- しかし、人が「何もせずに過ごすこと」の楽しさをどの程度正確に予想できるかはわかっていなかった。
- 本研究により、 人は待つことを過度に「退屈である」と評価するにも関わらず実際は予想したよりも待つことを楽しむこと、待つことへの過度な低評価が実際の行動選択に影響していることを明らかにした。
研究の概要は下記URLよりプレスリリースをご参照ください。
【プレスリリース情報】
イデアラボからのリリース
(https://t.co/aqkIcfieMh)
高知工科大学からのリリース
(https://www.kochi-tech.ac.jp/disclosure/img/871e53c41a3470dd71593ca7b46035c9.pdf)
【論文情報】
(https://psycnet.apa.org/doiLanding?doi=10.1037%2Fxge0001255)